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2014年7月10日 (木)

人口減を制す簡単な方法

  このままでは、確実に進みゆく人口減少問題が大きな社会問題になります。しかし止めるのはそれほど難しいものではありません。難しく考えるから難しくなるので、極めて簡単です;

 それは、「日本の若い男女の大多数がしかるべき年齢のうちに結婚し、2、3人の子供を産み育てるようになれば、それで解決です」。
いつの時代でも子育てが鼻歌混じりの気楽な仕事だったためしはないのです。しかし当時は、私(長谷川三千子名誉教授)も近所のお母さんたちもフーフー言いながら2、3人産み育てていた。それが当たり前だったのです。もしこの当たり前が、もう一度当たり前になれば、人口減少問題はたちまち解決するはずです。ところが政府も行政も、それを国民に大々的に呼び掛ければ、たちまち「政府や行政が個人の生き方に干渉するのはけしからん」という声がわき起こってくるからである。
 
 実は「性別役割分担」は、哺乳動物の一員である人間にとって、きわめて自然なものなのです。妊娠、出産、育児は圧倒的に女性の方に負担がかかります、だから生活の糧を稼ぐ仕事は男性が主役になるのが合理的です。ことに人間の女性は出産可能期間が限られています、それでその時期の女性を家庭以外の仕事にかり出してしまうと、出生率が激減するのが当然です。
 
 そして昭和471972)年のいわゆる「男女雇用機会均等法」以来、政府、行政は一貫してその方向へと「個人の生き方」に干渉してきたのです。政府も行政も今こそ、その誤りを反省して方向を転換すべきでしょう。それなしに日本の明日はないのです。
                                              [参考文献]産経新聞 261.6

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